11/7立冬です。冬の準備を始めましょう。

今日から立冬(りっとう)です。

立冬は、毎年11月7日頃、次の節気である

「小雪」までの期間を指します。

冬が立ち上がると書く通り、立冬は冬の始まりを言いますが、実際には冬ではなく秋の到来を感じる時期であり、紅葉がちょうど始まるシーズンであるため、立冬の意味と世間との間には大きなズレを感じることも多いようです。

立冬は二十四節気の19番目の節気です。

この節気というのですが、節気は約15日となっており、半月ごとに季節の変化を表していることから特に農業に携わる方の目安として重宝されてきました。

暦上では立冬から立春の前日までを冬としています。

立つ、という字には新しい季節が始まるという意味があることから、立冬は冬が始まる日とされています。

立冬を含めた立春、立夏、立秋は四立(しりゅう)と言われ、季節の大きな節目とされています。

また、この時期に上司や知人に手紙を出す時、書き出しに「立冬の候」を覚えておけば、季節の挨拶として使えますから、この機会を切っ掛けにして是非「立冬」を覚えておきましょう。

冬と呼ぶにはまだ何か足りない時期ではありますが、立冬を過ぎると霜が降り始め冬の様相が色濃くなってきます。

立冬は、冬支度を行うにはちょうどよい時期だと思いますので、本格的な寒さの前に冬の準備を進めていきましょう。