10月8日は寒露でした。そろそろ寒くなって来ます。

2018年10月8日は、寒露です。

寒露は、「かんろ」と読み、季節を表す言葉の一つです。

朝晩になるとそれまでとは違う冷たい空気を感じるようになる時期です。

また、寒露の時期になると、夏服をタンスの奥に仕舞い、代わりに秋物や冬服を用意し始める、衣替えをする方も多いようです。

寒露は、毎年10月8日頃から次の「霜降」の前日までを指します。

日中は夏らしい暑さは影を潜め過ごしやすい日々が続くようになりますが、その反面朝晩は冷え込むようになり、体調管理が難しくなる時期でもあります。

寒露は、二十四節気の17番目にあたる節気です。

旧暦では8月後半から9月の前半になります。

農家にとって、寒露の時期はまさに収穫の最盛期となり繁忙を極めます。

寒露には、草花に降りた露が寒さで凍る一歩手前の時期という意味がありますが、この時期に草花に付く露そのものを指す場合もあります。 

朝露が冷たい外気に晒されて凍ると霜が下りますが、その直前の時期、もしくはその露のことを寒露と言います。

この頃になると、ガンやツグミ、大白鳥などの渡り鳥が北の地域から日本へ飛来してくるようになり、菊の花が咲き、こおろぎなどが鳴き始めます。

また、空気が澄むことから月や星を眺める絶好のシーズンとなり、10月13日頃には中秋の名月(十五夜)の次に美しいと言われている十三夜が見られます。

十三夜は別名「豆名月」や「栗名月」と呼ばれ、この時期に収穫される栗や豆をお供えします。

お月さまは、生命維持装置です。

ゆっくりと月光浴も身体が喜んで、良いと思います。